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「子どもを残し車離れた」3割が経験 暑い日は15分で危険レベルに
2022/08/27
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車内に残された子どもが熱中症で亡くなるケースが多発している。
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また、自動車部品を扱う専門商社の調査では、車内に子どもだけを残した経験があるドライバーは、約3割と明らかになった。
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このような現象は、ストレスが原因になっているケースもあり、ストレスの負荷が大きいことによって通常では有り得ない「物忘れ」が起こってしまうのだ。
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人によっては「意識すれば…」と思うかもしれないが、ストレスは脳機能を低下させるため、このような事態を引き起こしてしまう。
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太田直樹さんは、この有り得ない物忘れについて言及しており「習慣と異なる行動を取ったり、精神的に大きなストレスがかかっていたりする状態だと、通常では考えられないような『物忘れ』をするという専門家の指摘もある。自分は放置しないと考える人は多いが、誰に起きても不思議ではない」と語っている。
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また、熱中症事故に詳しい小児科医の坂本昌彦さんも「子どもを忘れるなんてあり得ない、と思いがちだが、大切な子どもだからこそ『忘れることもあるかもしれない』という気持ちで、対策を考えていくことが大切」と指摘した。
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このような「物忘れ」が引き起こってしまう例として、いつもは車で会社に直行するのに、珍しく保育園に送る役割を担っていた場合など、普段にはない役割を担っているときが多い。
また、仕事のストレスによって「やるべきこと」が抜け落ちてしまうリスクが高くなるのだ。
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このような熱中症事故を実験した日本自動車連盟(JAF)は、気温35度の場合、車内の暑さ指数はエアコン停止からわずか15分で危険レベルに達するという結果がでている。
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子どもを置き去りにした3割の方のなかで、車内に子どもを残した1回あたりの平均時間は「5分未満」となっている。
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しかし、子どもを認識していなかった方の放置時間は長くなっていき、その間の子どもには頭痛・吐き気・めまいなどの体調不良が見られている。
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こういったことを踏まえて、この時期は特に細心の注意を払うことが大切なのだ。
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