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議員時代に“裏金”要求された経験告白「新人、公募議員は無茶苦茶いじめられる」
2023/12/10
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車を運転中の元政策秘書に対し「この、ハゲーっ!」「違うだろ!」と後部座席から大声で怒鳴りつけていたことが報じられ、直後に行われた2017年10月の衆院選で落選した元衆院議員の豊田真由子氏(49)の名前が14日、X(旧ツイッター)でトレンド入りした。
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豊田氏はこの日朝に放送されたテレビ朝日系の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。
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「令和のリクルート事件」「パー券疑獄」などと呼ばれ始めた、自民党最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の政治資金パーティー収入をめぐる裏金疑惑について、「元安倍派」の肩書きでコメントしていたのだが、この内容が衝撃的だった。
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「頼れる身内企業を持たないペーペーの議員はパーティー券を買ってもらう為に細かく回って歩いて頭を下げて大変なんです」
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「『(金を)持ってこい、じゃないと応援しないぞ』と脅かされて、致し方なくそうなってるケースもいっぱいある」
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安倍派のパー券販売の実態について、自身の過去の経験を振り返りつつ、こう明かしていた豊田氏。
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裏金やキックバック自体について具体的に踏み込むことはなかったものの、自民党支持者の中には裏金を要求する人たちがいることや、選挙で応援が欲しくて裏金を配ってしまう候補が存在する可能性について“暴露”したのだ。
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そのため、SNS上では番組放送中から批判的な投稿が相次いだ。
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《カネを要求されたら突っぱねればいいだけ。応援欲しさに裏金なんて、候補も支持者もアウト。自民党ではそれが常態化していると》
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《安倍派ではパー券を売ることが政治家としての仕事だったのね。違うでしょ》
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豊田氏はまた、安倍派所属の複数議員のパー券を同じ会社が買っていたかのように受け取れる発言もしていたが、政治資金規正法は「政治資金パーティーの対価に係る収入のうち、同一の者からの政治資金パーティーの対価の支払で、その金額の合計が20万円を超えるものは氏名等を公開しなければならない」と規定している。
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つまり、豊田氏の説明だと、複数議員から20万円を超える安倍派のパー券を購入しながら、それを記載、公開していない企業がある可能性もあったということ。これも違法行為の疑いがかなり強いだろう。
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国会議員を離れて表情が穏やかになった豊田氏ではあったが。伏魔殿「安倍派」にいると善悪の判断が分からなくなってしまうのかもしれない。
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今後も豊田氏の暴露発言によって政治の闇がどれくらい明らかになってくるのか。
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今後も動向が気になるところだ。
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