リモートワークで格差広がる。パナソニック、週休3日制を試験導入へ

2022/06/01

    パナソニックホールディングス(HD)三島茂樹執行役員 は18日に、2022年度内に予定する週休3日制の試験導入について言及した。 週休3日制を選択できる従業員は約5000人と想定。
    また、対象は「持ち株会社」と「間接業務を手がける子会社の全従業員」となった。
    この2社の中で、「どの職種にするのか」「どの部門にするのか」などの導入対象をさらに絞っていくつもりだ。 また、週休3日制導入後の給与体系などの詳細については、労働組合と協議していく方針だ。
     
      パナソニックグループの日本国内の従業員は約6万人
      そのため、今回の試行対象となる5000人は8%強に相当する。
       
        パナソニックホールディングスは、試験導入を通じて課題を洗い出していき、傘下の各事業会社の判断によって、週休3日制の導入などを検討できる仕組みにするつもりだ。
        今回の「週休3日制」の目的は、休日を増やすことで副業や学習、地域ボランティアなど会社外の取り組みを推奨していき、社員が働きやすい環境をつくっていくためだ。
         
          このような取り組みは、2022年度中に早期実施が確定しているため、他の企業もパナソニックグループにかなりの注目をしている。
           
            パナソニックホールディングス株式会社は、日本の電機メーカー。
            エアコンや洗濯機などといった白物家電分野をはじめ、照明器具・配線器具などの住宅設備分野や、リチウムイオン二次電池などの車載分野などに重点を置いている。 このような大手の電機メーカーが「週休3日制」を推奨していくことで、 今後の会社のあり方や価値観が変わってくるのかもしれない。

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