アルヴェルは100年に一度の出来!! いつかはクラウンはもう古い!?

2023/11/25

トヨタ自動車が誇る最高級ワンボックスカーである「アルファード」と「ヴェルファイア」が、2023年6月に新型が発売されたことでより話題となっている。

通称「アル・ヴェル」は値段もかなりなものであることは、車に興味のある人であれば周知されているはず。

しかし、街中をバンバン走っているのをよく見かけるのはなぜなのか。

そして「あれだけの人が買えているのが不思議でならない」という人も多いのではないか。

まず、アルファードとヴェルファイアの希望小売価格を確認してみる。

アルファードのエントリーモデルは540万円（税込）、最上級グレードは872万円となっている。

次にヴェルファイアだが、アルファードに比べて高めの設定となっており、エントリーモデルで655万円、最上級グレードで892万円だ。

ここからは、本記事の計算に使用するにあたってアルファードのエントリーモデル540万円とし、諸経費込みの支払総額は700万円と仮定していく。

【月々の支払金額】

アルファード700万円を10年のマイカーローンで返済している場合の月々の返済額を計算していく。

金融機関は三菱UFJ銀行とし、金利は年1.50％（2023年12月時点）とした場合、月々の返済額は約6万3000円となり、家賃並みの値段設定となる。

【サブスク利用の場合】

車の購入方法は現金一括購入やマイカーローンのみではない。

車の「サブスク」という方法も準備されているのだ。

特にアル・ヴェルなどの高級車については、一般的な年収の人でも手が届きやすいように、月々の支払い負担が軽くなるサブスクを営業担当者が推してきたりもする。

例えば、アルファードでは、月額利用料5万490円（ボーナス払い16万5000円）で、自動車税、自動車保険、車検などの費用を込々で乗ることができるようになっている（7年契約の場合）。

月6万円強のマイカーローンを10年間支払うのであれば、込々7年の方がよいと思うかもしれないが、サブスクでは車が自分のものにならない。

自由にカスタマイズすることはできないほか、場合によっては購入よりも支払総額が高くなることもある。

そのため、安いからというだけで飛びつかないようにするのがおすすめだ。

また、「アル・ヴェル」はリセールバリューが高いことも挙げられる。

リセールバリューとは、購入した車を売却する際の市場価値のことを指している。

一般的な国産車のリセールバリューは、3年落ちで購入価格の50％前後だが、アル・ヴェルは同条件で90％近くになるケースがある。

7年落ちでも40％程度のため、リセールバリューのことを考えるとサブスクより購入の方が有利になりそうだ。

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