家族5人乗った車が料金所で横転、投げ出された6歳児と母死亡…縁石に衝突

2022/10/08

    7日午後9時55分頃、堺市中区深井畑山町の阪和自動車道上り線の堺本線料金所で、各レーンを区切る縁石に家族5人が乗る乗用車が衝突し、横転した。
    堺市中区で高速料金所の収受員から「車がレーンにぶつかって横転しています」と警察に通報があったのだ。
    横転した乗用車は3列シートで、2列目に3歳の次男と4歳の長女が、次男はチャイルドシートを使っていた。
    府警高速隊によると、大阪府門真市の職業不詳目加田千春さん(32)と長男の慎平ちゃん(6)が全身を強く打つなどし、搬送先の病院で死亡が確認。
    運転していた夫(33)は骨盤骨折の重傷。長女(4)と次男(3)は打撲で軽傷だった。
    警察によれば、一家は和歌山方向から帰宅途中だったとみられ、車はスピードが出ていたと検証結果が出ている。
    この事故で問題なのは、死亡した6歳の慎平君はどこにいたか分からないことだった。
    6歳の目加田慎平君が、高さは20から30センチの縁石にぶつかったことで外に放り出され、搬送先の病院で死亡してしまった原因は、なんだったのか。
    とある実験では、チャイルドシートを正しく使っていなかったことで、赤ちゃんが前方に放り出されることが分かっている。
    このようなことから、チャイルドシートを装着していないことで、前方に飛ばされたのではないかと、防犯カメラの映像を確認するなどをして府警高速隊の現場検証が続いている。

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