スプラッシュ・マウンテン閉鎖前に運営最終日を迎えた。

2023/06/10

    米カリフォルニア州のディズニーランドにあるアトラクション「スプラッシュ・マウンテン」は、現地30日(日本時間31日)、リニューアルのための閉鎖を前に運営最終日を迎えた。
    運営最終日には、250分待ちを記録するなど、大勢の人が押し寄せていることを米メディア・Deadlineなどが報じている。
    ディズニーランドの名物でもあったスプラッシュ・マウンテンは、1946年公開のディズニー映画『南部の唄』を基に造られたライド型のアトラクションだ。
    89年のオープン以来、乗車したボートが滝つぼに落ちる“絶叫系”のアトラクションとして人気を博していたが、モチーフとなった『南部の唄』が黒人に対する人種差別や奴隷制度をロマンチックに描いているとして批判もされてきた。
    この批判を受けて2020年にディズニーは、カリフォルニア州のディズニーランドとフロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドにある同アトラクションのリニューアルを発表。
    09年公開の映画『プリンセスと魔法のキス』をテーマにした「Tiana’s Bayou Adventure」として24年にオープンする予定となっている。
    カリフォルニアのスプラッシュ・マウンテンが運営最終日を迎えると、現地午後2時までに200分待ちという報告もあり、最大250分と伝えるリポートもSNSも大いに盛り上がった。また、ウォルト・ディズニー・ワールドの同アトラクションは今年1月にクローズしている。
    そのほかの東京ディズニーランドにある同アトラクションについて、リニューアルなどの情報は発表されておらず、カリフォルニアの同アトラクションがクローズすることで、“世界で唯一”のスプラッシュ・マウンテンになる見込みだ。
    今後、ディズニーランドがどのような展開を迎えるのか、期待されている。

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