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はなまるうどん、中国から撤退 海外店舗ゼロに
2022/12/06
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吉野家ホールディングスは「臨時報告書」を発表し、傘下の「はなまるうどん」が中国から撤退すると明らかにした。
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一方、トリドールホールディングスが運営する丸亀製麺は、海外出店を加速している。
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上海の運営子会社「花丸餐飲管理(上海)」は、早ければ年内に清算する。
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撤退と聞くと減損損失などが気になるが、業績に与える影響は軽微だとしている。
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はなまるうどんは2000年に創業されており、中国には2011年に進出。
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上海市内の商業施設「美羅城(Metro City)」に1号店を華々しくオープンした。
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このオープンのきっかけとなったのは、2010年に開催された上海国際博覧会の会場内に実験店「花丸烏冬・世博店」を開いたことにある。
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「花丸烏冬・世博店」は、半年間で来店者約20万人を達成するほどの人気があったことから本格進出に踏み切るきっかけとなったのだ。
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2018年には、中国での店舗数が37店まで増加していたが、現時点では1号店のみとなっていた。
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唯一残っていた1号店だったが、新型コロナウイルス流行も撤退の要因や安価な麺料理の多い中国では、これまでも競合との価格競争で苦戦を強いられていた。
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そして、結果的に現地での需要を捉えられずに収益を悪化させてしまったのだ。
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はなまるうどんは、これまでマレーシアおよびインドネシアからの撤退を発表していたことから、これによりはなまるうどんの海外店舗はなくなる。
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