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こんにゃく、海外で人気 製品輸出額が2年間で3割増
2022/12/25
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近年、日本のこんにゃく製品が海外で注目されている。
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今まで知名度がないこんにゃくでしたが、健康志向の高まりによって輸出が好調である。
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こんにゃくは、英語で「konjac(コンジャック)」と呼ばれており、関係者によって食感や形に工夫を重ねた製品で「こんにゃくドリーム」を目指している。
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こんにゃく製品には、伝統的な板こんにゃく、しらたきに加えて、ラーメン用とやきそば用のこんにゃく麺、ジャーキー風、餅風、実際に揚げたトンカツ風などさまざま存在している。
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今年には、10月中旬に欧米、アジア、中東の海外14の国と地域のバイヤー25人とオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」をつかって、バーチャル産地視察が開かれるほど、こんにゃくブームだ。
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「訪問先」は、こんにゃくの原料であるコンニャクイモの一大産地、群馬県昭和村であり、群馬県は全国生産量の9割を占め、強いブランド力を誇っている。
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製造業者の北毛久呂保(ほくもうくろほ)の兵藤武志社長(59)が工場の中に入っていき、製造方法や商品を説明していく流れだ。
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英語の同時通訳は、視察を企画したジェトロ(日本貿易振興機構)が行った。
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工場スタッフもユーモアを交えて盛り上げており「日本独特の食べ物でカロリーが低い。食感も形も自由に変えられて、どんな料理にも合う」と兵藤社長が熱弁すれば、「社長は、こんにゃくのマジシャンです!」と語った。
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海外のバイヤーの関心は非常に高く
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「製品も面白いし、生産現場を自分の目で見ることができるのは本当に刺激的。個別の商談を希望します」(イタリア)
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「日本の食品や原材料、製法・製品についての知識が深まった。カタログを見てみたい」(ポーランド)
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「製品の説明が気に入りました」(米国)
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「値段を教えて下さい」(フィリピン)
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群馬県によると、こんにゃく製品は輸出拡大が進んでおり、昨年の輸出額は約3億円で2年前の1.3倍となっている。
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この金額は、9年前のこんにゃく製品を含む農産加工品全体額と比べても4倍に増えた結果だ。
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今後のこんにゃく戦略に期待がかかる。
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