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神戸市西区の草むらで6歳男児遺体 次男の指示で祖母に暴行か/
2023/07/10
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神戸市西区の草むらで、スーツケースの中から近くに住む保育園児の男児(6)の遺体が見つかるという事件が起こった。
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この事件について、男児の祖母(57)は「次男が、スーツケースに遺体を隠すよう指示していた」と兵庫県警に説明していることが、捜査関係者への取材でわかった。
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スーツケースは次男のものであることもわかった。
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県警は祖母への監禁容疑などで逮捕されたきょうだい4人のうち、次男(32)が主導し、男児の遺体を運んで遺棄した可能性があるとみて調べている。
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男児の遺体は22日に見つかり、司法解剖の結果、19日頃に死亡したとみられる。
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また、自宅周辺の防犯カメラには19日午後5時頃、スーツケースを運ぶ不審な4人の姿が映っていた。
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男児の母親で長女(34)は調べに対し、「4人で自宅から遺体をスーツケースで持って行った」と話しており、県警は19日の4容疑者の行動を詳しく調べている。
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さらに22日、次男と長女のほか、双子で次女(30)、三女(30)の両容疑者を祖母に対する監禁、傷害の両容疑で逮捕をした。
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きょうだいのうち次男は、昨年末頃から、男児の祖母らと集合住宅で同居するようになり、男児は今年2月頃から保育園を休みがちで4月からは保育園に通わなくなっていた。
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兵庫県警や近隣住民の話によると、一家は2011年から集合住宅に居住。
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当初は祖母、次女、三女の3人で暮らしていたが、数年前に長女が加わり、男児を産んで5人暮らしになった。
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そこから昨年末頃に次男が同居を始めると、一家の部屋から「俺の言うことが聞かれへんのか」などのどなり声が聞こえるようになり、男児がベランダに放置されて泣きじゃくったり、「外に出られない」と助けを求めたりするようになったという。
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男児は0歳時から保育園に通っていたが、今年2月頃から休みがちになり、3月の登園は5日間、4月は2日間だった。
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同月20日に登園した際、男児の尻や肩にあざが見つかり、男児は「誰かからされた」と話したといい、21日を最後に登園しなくなった。
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県警は、祖母を押し入れに閉じ込めて鍵をかけるなどの行為は、3月頃から祖母が家を逃げ出す6月20日頃まで数十回にわたるとしている。
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県警は、次男との同居が、生活の異変につながった可能性があるとみて詳しく調べを開始している。
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