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今度はモネの《積みわら》。
2022/12/23
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世界に衝撃を与えたロンドン・ナショナル・ギャラリーでのゴッホ《ひまわり》襲撃事件だが、今度はドイツ・ポツダムにあるバルベリーニ美術館でモネの作品が標的となった。
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モネ作品の襲撃事件内容は、10月23日午後(ドイツ時間)、ドイツの環境活動団体「ラスト・ジェネレーション」の支持者2人が展示中のモネの《積みわら》の前で立ち止まった後、マッシュポテトを投げつける事件が発生した。
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モネの作品について、美術館側は「ガラスで守られていたため、作品は無傷だ」と語っている。
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事件を起こしたひとりは、作品の前で「人々は飢え、凍え、死んでいる」「私たちは気候の破局を迎えている。そして、あなたが恐れているのは、絵に描いたようなトマトスープやマッシュポテトだけだ」との主張している。
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一方で、ラスト・ジェネレーションは、プレスリリースのなかでナショナル・ギャラリーの事件に言及しており、今回の行動によって「社会に対して『芸術と命、どちらがより価値があるか』という問いを投げかけることができる」と主張した。
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同団体スポークスマンは「モネは自然を愛し、そのユニークで壊れやすい美しさを作品に取り込んだ。モネがその魔力を賞賛したこの世界そのものの破壊よりも、これらの現実のイメージのひとつが損なわれることのほうを恐れる人がこれほど多いのはなぜだろうか。キャンバスに描かれた牧歌的な世界に没頭するのではなく、現実を直視しなければならない。食料と水の奪い合いをしていたら、芸術を鑑賞する暇もない!」とコメントをした。
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