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ロシアの北方領土不法占拠、照明弾による激しい地鳴りの恐怖
2022/04/27
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ロシアが不法占拠している北方領土・国後島で3月30日。
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北海道根室市内のオホーツク海側で、照明弾によるとみられる閃光(せんこう)が夜空を照らした。
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その激しい地鳴りや地響きから、恐怖を訴える電話や通報が市役所や道警根室署に殺到。
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30日午後6時30分頃の内容では「地鳴りのような音がして海で光が見える」といったものだった。
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根室海上保安部によると、巡視船が国後島方面で照明弾のような光を複数回確認しており、ロシア側からは国後島の南東部で射撃訓練を実施するとの通知がきていたそうだ。
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この様子を動画で撮影した住民によると、閃光が見えたのは3月30日午後6時過ぎから1時間。
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同じ時間帯に市立花咲小の移転に伴う花火が打ち上げられていたが、花火にしては異常な揺れ方をしており、「(ロシアに)日本漁船が撃たれたのでは」などと不安が広がったという。
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ロシア国防省は3月25日、北方領土などで3000人による対戦車誘導ミサイルシステムなどの戦闘訓練を始めたと発表していたが、夜間にこうした光や音が確認されるのは珍しいということ。
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根室市民からは「窓もガタガタとガラスが割れるぐらいすごかった」「恐怖というのはあるよ」などの声が上がっている。
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そもそも国後島とは、十数箇所の温泉が存在する火山島であり、北東部には四島の最高峰で世界で最も美しい二重火山の一つと呼ばれる爺爺(ちゃちゃ)岳があるほか、ろうそく岩のような景勝地に恵まれているところだ。
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そのような国後島では、4月9日に「亡命のために泳いできた」というロシア男性の話題で持ち切りになったばかりである。
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このような事態もあってか、多くの関係者たちが国後島の今後の動向に注目している。
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