医師が教える「白湯」のスゴい効果 効果的な作り方、飲み方は

2023/06/20

    さまざまなデトックス効果やダイエット効果などが期待できるとされている「白湯」
    体を温めるという点では、冷房が欠かせないこれからの季節こそ、白湯を飲むようにしたほうがいいのかもしれない。
    そこで、今回は、YouTubeチャンネルも運営している医師の先生に、白湯を飲むことで期待できる効果について詳しくお話を聞いてきた。
    まずは、白湯とお湯の違いについて質問をしてみた。
    先生の回答は以下のとおり。
    「お湯」は水を40℃以上に温めたもので、「白湯」は水を沸騰させて冷ましたもの。
    水を40℃以上に温めたものの総称をお湯と言い、その中でも一度沸騰させたものを白湯と呼ぶ。
    そんな白湯には、ダイエット効果以外にどのような期待できるのか質問を重ねてみたら、5つの効果が期待できるとのこと。
    まず、消化を助ける・便秘の解消・基礎代謝を上げる・デトックス効果・美肌効果だそうだ。
    白湯を飲むことで胃腸全体が温まり、活性化して消化力が高まっていくことから、胃腸全体が温まり活性化すると老廃物の排泄もスムーズになり、便秘の解消につながる原理である。
    基礎代謝は、内臓の温度が1℃上がると約10~12%上昇すると言われており、白湯を飲んで内臓が温まって基礎代謝が上がると、血液の巡りが良くなって冷え性も改善されていく。
    そして、脂肪燃焼によるダイエット効果も期待できるのだ。
    また、体が温まることでリンパの流れや血液の流れが良くなり、体に溜まる老廃物や余分な水分などを排出してくれる。
    それによってむくみの改善やデトックス効果が期待でき、さらに、白湯は腸内の毒素を浄化して排泄を促してくれることから、腸内環境が改善されることで美肌効果にもつながっていく。
    白湯を飲むタイミングは、朝と夜の2回。
    起床時は、50℃前後の温度で200ml程度の白湯を10~20分くらいかけてゆっくりと飲むようにしていく。
    寝起きに飲む理由として、、体温が上がり血行が良くなって胃腸が刺激され、1日の活動モードに入っていくため、朝食の栄養もしっかりと消化・吸収されるそうだ。
    また、200ml程度の白湯を、寝る30分以上前にじっくりと時間をかけて飲むことも忘れてはいけない。
    ただ、寝る直前に飲むと夜中にトイレに行きたくなるため、寝る30分以上前に飲み終えているのがベスト。
    白湯を飲んで体が温まれば、リラックス効果のある副交感神経が優位になり、寝つきが良くなる原理である。
    白湯の作り方にも凝るべきであり、水道水で作る場合は、やかんに水を入れて強火にかけて、沸騰したら火を弱めて、そこから10~15分程度沸かしていく。
    そして火を止めて、50~60℃まで冷ませば完成する。
    沸騰してから10~15分沸かすことで不純物が出てくるのがポイントだ。
    簡単にダイエット効果があるからこそ、今後もさらに白湯ブームは盛り上がっていくことだろう。

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