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乗り換えアプリのトラップとは。
2023/05/05
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乗り換え案内のアプリなどを確認していると、同じ駅名だが別の路線に乗り換えるときがよくあるはずだ。
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しかし、それには思わぬトラップが潜んでいることもある。
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そのトラップは、都内に限定しても同じ駅名であるのにも関わらず、驚くほど離れている駅というのがいくつか存在している。
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しかも、有名な観光地に行く途中にもそうした駅が多く、大きくわけてふたつのパターンがよくあるのだ。
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このパターンで代表的なのは、東武、東京メトロ、都営地下鉄、つくばエクスプレス(TX)が同じ駅名を使っている浅草駅である。
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東武、東京メトロ、都営地下鉄の浅草駅もそれなりに距離が離れているが、TXだけは別格。浅草寺を挟んでほかの3駅とは反対側にあり、距離は約600mで都内でもかなり観光客で混雑するエリアを通ることから7~10分程度はかかる。
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そして、最も面倒なのが東京メトロの丸ノ内線、東西線、千代田線、半蔵門線と都営地下鉄三田線に同じ駅名がある大手町駅だ。
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同駅はホームが複雑に折り重なる、いわゆる“ダンジョン”的な構造なため、慣れないと移動するだけでも大変だ。
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二重橋前駅や日比谷駅、有楽町駅、銀座駅、東銀座駅なども地下通路で結ばれていることから、初心者は思い切って地上に出てしまった方が分かりやすいと言われるほどである。
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何より厄介なのが、同じ会社の駅である際に油断して引っかかってしまうことだ。
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JR東京駅の京葉線地下ホームでは、地方から舞浜駅にある大型テーマパーク行く場合は同路線を使うことが多いが、東京駅の他路線とかなり離れており、移動距離は約600m。
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これを知らずに離れた場所で迷っていると、体感的にはもっと長く感じてしまうのだ。
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ほかには、都営大江戸線と浅草線の蔵前駅乗り換えなどが挙げられる。
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地下鉄の駅をイメージすると繋がっていると思われがちだが、地下で直接繋がっておらず、地上に出る必要があるため、たどり着く難易度が高い。
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そして、乗換の全行程は、駅構内での移動も含めて300~400m程度で地上では途中に交差点の信号待ちもあり、不慣れな場合は乗り換えで10分程度の時間ロスを見ておく必要があるのだ。
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かつてJR埼京線、湘南新宿ラインの渋谷駅停車ホームから、山手線の渋谷駅のホームに行くのもかなり時間がかかるものだが、2020年6月のJR埼京線渋谷駅のホーム移設工事以降はかなり近くなっているという改善も見受けられる。
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今後、電車利用が誰でも簡単にできるように、さまざまな改善がされるのではないかと期待されているため、将来的に迷わずスムーズに行き来できるのではないであろうか
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