なぜ。チン!するレストランはここまで話題に

2023/01/02

    10月8~23日の期間限定で総合食品商社の日本アクセス(東京都品川区)は、冷凍食品とアイスクリームが食べ放題の「チン!するレストラン」を開業した。
    イベントは非常に好評であり、2日目にはチケット完売し、キャンセル待ちは7000~8000人と多くの人からの関心を集めている。
     
      では、なぜチン!するレストランはここまで話題になったのか。
       
        イベントを主催した日本アクセスは、食品の卸売業を手掛けおり、低温の物流に強みを持っているため、チルド品や冷凍食品を幅広く扱っている企業だ また、2013年から冷凍食品・アイスクリームの人気ナンバーワンを決める「フローズン・アワード」を開催。
        フローズン業界全体の活性化を目指し、冷凍食品・アイスクリームの魅力を広く発信している。
        同社の公式サイトを見てみると、各商品のこだわりや開発の思いを動画で配信しているほどだ。
        チン!するレストランは、フローズンアワード10周年を記念して開催されており、冷凍食品を実際に食べてもらう機会を提供することで、商品のおいしさや安全性を訴求する狙いだ。
        今回エントリーしているのは、スーパーですぐ手に取ってもらえる定番品など約200種類の冷凍食品とアイスクリームだ。
        商品は全て食べ放題になっており、客自身が店内の冷凍庫から商品を選び、レンジで温めて食べるスタイルを採用している。
         
          チン!するレストランの会場は、ヨドバシAkiba(東京都千代田区)8階レストラン街のイートインスペースである。
          レンジは全部で10台用意し、1人2台まで利用可能とした。
          午前11~午後5時はランチタイムで90分制、午後5~9時まではディナータイムで120分制。
          料金はランチタイム1人1500円、ディナータイムは2500円、小学生以下は無料、中高生は半額と料金を設定した。
          主催者の今津さんに話を聞くと、イベントで大変だったことをこう述べた。
           
            今津: 限られた席数の中、どうやったら多くのお客さまに楽しんでもらえるかということに苦労しました。大変ありがたいことに予想を上回る反響で、かなり多くの方に来場していただきました。イベント2日目は300人ほどの行列ができてしまい、一時はキャンセル待ちが7000~8000人と、多くの方にお待ちいただきました。正直ここまでの来客は見込んでいなかったため、予約方法の見直しや座席確保には苦労しました。
             
              また、続けて今後の首都圏以外でも開催に意欲を示した。
               
                今津: 今後は西日本、九州へとエリアを拡大していきたいと考えています。チン!するレストランは商品の魅力を知ってもらうことを目的にしています。実際に食べていただくだけでなく、フローズンアワード公式Webサイトで公開している商品紹介動画も見ていただきたいと考えています。今後は席にタブレット端末を置くなどして、動画を見ていただき、商品理解を深める機会を提供していきたいです。また、最終的にスーパーマーケットなどでも購入していただきたいので、チンするレストランの人気商品をまとめたPOPを作成し、売り場での販促に生かしていきます。
                 
                  今後のチンするレストランの展開に期待がされている。

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