ロシアから引き取った男女3人、身元判明…知床沖の観光船沈没事故の乗客2人と乗員、残る行方不明者は8人に

2022/09/19

    北海道の知床半島沖の観光船沈没事故で犠牲となった3人の遺体の身元をロシアのサハリンで引き取り、乗客2人と乗員であることが判明した。
    海上保安庁によると3人のうち、1人は乗員の男性で東京都調布市在住だった曽山聖(そやま・あきら)さん27歳。
    ほかの2人は観光をしていた乗客で、北海道北見市在住だった21歳の女性。
    そして、北海道江別市在住で、北見市に単身赴任中だった59歳の男性だった。
    海上保安庁は、乗客2人について遺族の意向として、氏名を公表しないことにした。
    曽山さんと21歳の女性の遺体は、5月に北方領土の国後島で発見され、59歳の男性の遺体は6月にサハリンで見つかっていた。
    10日に発見した3人の遺体は、サハリン南部のコルサコフ港から海上保安庁の巡視船で小樽港に戻った後、旭川医科大学でDNA鑑定が進んでいた。
    3人の身元が判明したことによって、今回の観光船沈没事故で死亡が確認されたのは18人、行方不明者は8人となっている。

この投稿はコメントがまだありません。

コメントを書く

  • コメントは管理者による認証後に反映されます。