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東京メトロで異例の夏秋ダイヤ改正 電車を使わない人急増。本数大幅削減の意味
2022/08/24
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東京メトロは、「浅草~渋谷間」を1時間に18本走らせていたのを12本へと大きく削減すると、8月27日からのダイヤ改正を発表した。
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現在の東京メトロ銀座線は、3分から4分間隔で運行されており、今回のダイヤ改正によって、それが一気に5分間隔に広がったのだ。
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しかし、このようなダイヤ改正を行った理由は、利用者の減少が関係している。
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今までの銀座線は、平日の昼間でも2分から3分おきと高頻度で運行しており、車両の小ささによる定員の少なさをカバーしていた。
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ところが、どんどん利用者が減るため3分から4分間隔で運行する必要が無くなったのだ。
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コロナになってから、このような減便によるダイヤ改正が増えていっている。
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2021年3月には、首都圏の鉄道を中心に終電繰り上げ。
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同年の秋には、JR西日本が普段はダイヤ改正を行わない時期に減便しているのだ。
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今回のダイヤ改正に関しても、コロナでテレワークが増えていったことにより、人々の行動が変化したためである。
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減便は、電車のみならず、新幹線や特急も含めて減便が相次いでおり、鉄道事業者の置かれた状況は厳しいことが分かる。
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しかし、今回の減便ダイヤ改正は3月にもあったダイヤ改正の結論がでていない時期に行われており、
東京メトロは銀座線・丸ノ内線・東西線・千代田線でダイヤ改正を行うことにしたのは
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銀座線では日中の本数削減だけではなく、平日朝ラッシュ時の8時台30本運転もなくなり、帰宅時間帯の本数も減こと。
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丸ノ内線による南町支線への乗り入れ列車の増加、区間内の3両編成列車の運行終了などが理由である。
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また、西日本鉄道では、天神大牟田線系統で全体的に本数を削減するダイヤ改正を8月28日に行う予定。
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また28日には、天神大牟田線での連続立体交差事業の高架線への切り替えが行われるため、それに合わせてダイヤ改正をしていく方針だ。
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この方針の内容は発表されていないが、予想されることとして平日が713本から686本に4%減。
土曜日が642本から631本に2%減。
日祝が626本から617本と1%減とされている。
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このような、利用者が減ることでダイヤの改正が行われるのは、どのような意味があるのか。
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鉄道会社は、コロナ禍で利用者が減っていく流れでもゆったりと余裕のあるサービスを提供することを考えていない。
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そのため、需要に合わせて供給を減らす・本数を減らすことを行っているのだ。
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一見すると、デメリットにも思えることだか、もし本数を減らさないとなると、値上げをしなくてはいけなくなる。
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しかし、値上げをするとなると鉄道会社にとっても、毎日 利用している側にとってもかなり痛手となっていくため、これまで通りのサービスを提供するべく、経費節減のために本数を減らす状況に追い込まれているのだ。
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このようなことから、鉄道事業の構造に変化が訪れていることを感じられる。
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