ボージョレ初荷が羽田到着 今年は値段高め、昨年の2倍超すワインも

2022/11/03

    19日の朝、羽田空港にフランス産赤ワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーの初荷が到着した。
    輸入しているサントリーは、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で航空運賃が上昇しており、原料などの高騰も重なり、参考価格を昨年の2倍超にしたワインも存在している。
    販売は11月17日午前0時に解禁される予定だ。
    19日朝の全日本空輸便(独フランクフルト発)では3192本が届いており、箱から出された瓶のラベルを税関職員がすべて確認している。
    今年は、ボージョレ・ヌーボーの産地で晴天が続いており、糖分と風味の増したブドウを収穫できたと言っている。
    また、「太陽の恵み」を象徴するワインになっていることもアピールしている。
    サントリーの輸入分は、計27万4千本であり、羽田・成田・関西・福岡・新千歳の5空港に順次到着する予定だ。
    サントリーの扱う代表的な商品の参考価格(税込み)は、750ミリリットルの瓶で前年の1・4倍の3850円。
    375ミリリットルで2・2倍の3080円となっている。
    この価格になった要因として、ウクライナ侵攻の影響でロシア上空を空輸できず、飛行時間が通常より3時間以上長くなったため物流費が膨らんだとのことだ。瓶のガラスや、キャップのアルミも値上がりしている現状だ。

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